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K様邸
9月上旬から耐震改修工事をさせて頂く事になりました。
リフォームとは違って、目に見えてこない家の躯体へ金具補強をしていく
工事です。
工事内容を詳しくUPしていくので、耐震改修とはどんな工事なのか?
ご覧になってみて下さい。
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(施工前)
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耐震設計は、一般の方からすると金物をあちこちに入れて強度を強く
すれば良いのでは?と思われがちですが、耐震設計の基準となるのは
金物の数ではなく、壁の量で判断されます。
また壁の長さや仕上げ、その壁の中にある筋交によっても数値が変わって
くるので、工事前の精密な検査が大変、重要になってきます。
補助対象の住宅は、昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅に限られ
ます。
このほとんどの木造住宅は金物を用いて、柱や梁を繋ぐ工法は
建築基準法上、定めれていなかったので金物はほとんど使用されていません。
そこで、強度を出す為に壁がある箇所にはこのような金物で補強をして
いきます。
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また
金物を取り付ける事以外に、土台から
梁までの間を強度の強い合板を貼る
事によって耐震補強をするやり方も
あります。
あまり解体をせずに取付できるので、
お施主様にとっても業者にとっても大変メリットのある耐震部材です。
“かべ大将”(大建工業)と言って、
大壁用(洋間仕様)、真壁用(和室
仕様)があり、金具も一式梱包されて
くるのでとても施工し易く優れもの
です。
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▼和室の真壁用を施工した様子▼
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●釘のピッチ(間隔)も決められて
います
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●金物で最も使用されるのが、
この“ハイパー金物”です。
土台と柱、梁と柱、いろいろな構造材
を繋ぐ耐震改修の金物としては、
一番、多く使用されているのでは
ないでしょうか?(梁と柱に取付)
土台と梁に取付
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●K様邸は、南面に掃き出しの窓が
沢山あったので、耐震値が低くなって
いました。
一部を耐力壁にして掃き出し窓の幅
を小さくしました。(外部より)
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内部から壁を創っているところ
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▼床下の束と束を繋ぐ根がらみ
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▼小屋裏の束と束を繋ぐ雲筋交
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外部、内部共、施工後は着工前に比べて見た目にはそんなに変化
はありませんが、
そこに住むお施主様の“安心”を得る事が出来る耐震改修。
全国に比べて、高知は補助金額が最も高い県です。
この機会にご検討されてみては如何でしょうか?
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